佰食屋:持続可能な働き方

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売上を、減らそう

『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』

を拝読しました。

本書は

京都で 3 店舗を経営する「佰食屋 (ひゃくしょくや) 」さんの

オーナー 中村 朱美 さんの著書です。

佰食屋さんは、2018/8/15 に WBS (テレビ東京) で 「キーワードは「100食限定」!? “残業ゼロ”を実現した飲食店」というように取り上げられ、

今たいへん注目を集めているようですね。


佰食屋さんは

  • ランチ限定で
  • メニュー数を数点に抑え
  • 1 日 100 食限定

にすることで、

  • 営業、わずか 3 時間半で
  • 飲食店なのに、残業ゼロ

を実現した ホワイト企業です。

本書を読むと、

苦労の連続であったようですが、

これだけの人気を博しているにもかかわらず

残業ゼロを実現しているのは

社員を犠牲にしてまで「追うべき数字」なんてない

私がやりたくないことを、社員にもやらせたくない

という、

「かくあるべき」という理想を曲げずに

徹底してこられたからこそである

と頭が下がります。

持続可能な働き方

  • 長時間労働が常態化している
  • 常に「頑張れ」と尻を叩かれる

という働き方で、苦しんでおられる方は

実にたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

乗り物のスピードが早くなって

みんな疲弊して苦しんでいるんだけれども、

乗り物から降りると復帰できない

という恐怖を持っている。

今までの日本は、

長い間それが当たり前でしたが、

今、どんどんそれが崩れていっています。

そもそも、

全速力で走り続けるような

そういう状態は長く続きません。

どこかで、体に、心に

ダメージがきてしまう。


本書の終章に、著者からのメッセージがありました。

それは、

どんな人生を望む人も、「持続可能な」働き方をしたほうがいい

売上を、減らそう。 P.243

ということです。

どんな時代になっても、
どんな状況にになっても稼げる仕組みを作ること、
その力を持つこと。

売上を、減らそう。 P.244

そして、

自分の欲しい人生、
それが年収 500 万円であろうと、年収 1000 万円であろうと、
「これ以上は売らない」「これ以上は働かない」 と決めること。

売上を、減らそう。 P.244


給料という

金銭だけがインセンティブではなく、

佰食屋さんのように

収入はそこそこでも、早く帰宅できる

ということも、

とても大きなインセンティブですよね。

そして、それは自分で選べる

そう私も考えます。

働き方のフランチャイズ

佰食屋さんでは、

「佰食屋 1/2」として

働き方をフランチャイズ していく

という展開を、

今後広げていくようです。

「超低空飛行だけれども、絶対に黒字になる」

というビジネスモデルのようです。


このようなビジネスモデルがあれば、

求人から仕事を選ぶ

だけではなく

「自分の欲しい人生」を実現するために起業する

が、もっと一般的になるかもしれませんね。

関連情報


WBS (ワールドビジネスサテライト) で「キーワードは「100食限定」!? “残業ゼロ”を実現した飲食店」