学校に行かなくても社会に出る道は、たくさんある

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前回

学校ではない、居場所
NHK『ウワサの保護者会』では「今学校に行っていない10代の3名と、学校に行かなかった経験のある社会人7名」という企画の中で、新しい取り組みとして「学校復帰を目指さない子供の居場所」について紹介がありました。
Six Shifts 自分らしく生きる新時代の人生戦略

に引き続き、

NHK 『ウワサの保護者会』の

学校に行かない!~進路はどうする?~

放送回の内容が大変良く、

記事にいたしました。

学校に行かない!~進路はどうする?~

NHK 『ウワサの保護者会』は、

2019 年 9 月 7 日に

「学校に行かない!~進路はどうする?~」

というテーマで番組を放送していました。

ウワサの保護者会
学校に行かない!~進路はどうする?~
https://www.nhk.or.jp/hogosya-blog/100/406016.html

当ブログでは、「不登校」について取り上げることが多いのですが、

『ウワサの保護者会』は、

小中高のお子さんを持つ保護者向けに

さまざまな企画で番組を放送しており、大変勉強になる番組です。

不登校に先があるのか

学校に行かない

という状態になって

なぜ困るか

何が困るか

というと、

将来が見えなくなること

そして、

こんな自分に明るい未来があるはずがない

というネガティブの極地まで

落ち込んでしまうこと、

だと思います。


多くの人は

学校に行かなければ

まともな大人になれない

というようなことを、

言いますが、

実際は、そんなことは全くありません。

学校に行かなくても

社会に出て活躍している方は

実はたくさんいらっしゃって、

そういう方が

世の中でガンバっているんだ

ということを知っていくと、

「なんとかなるかも」

という気持ちが、

少しずつ湧いてくるものです。


今回の『ウワサの保護者会』は

まさにその

「経験者の声」を番組にしたものでした。

具体的に、

  • マンガ家になった方
  • ロボット制作に関わる方
  • IT 企業に就職した方

など、

「社会人 7 名」が

自分の年表を用意して
自分の経験を語るシーンがあり、

複数の方がどんな道をたどったのか

ということが垣間見れる

とても良い内容でしたよ。

先を歩く人の声を聞くこと

やはり、「実際に似た体験をした方」の

生の声を聞く

ということが、

即効性はなくても、

じわじわと、確実に、

その人の意識に浸透するものなのです。


私の体験談ですが、

私も、息子が不登校になって

学校に行かなくても別にいいよね、

という頭の切り替えは

割と早い方だったのかと思うのですが、

それでも、

それでもしばらくは、

将来のこと

に対する不安は、しばらく持っていました、

いわゆる

普通の学校に通う、普通の学生

ではない道を歩くとしたら、

それを経験していない立場からすると、

きっと大変だろうし

一体どういう方向があるのだろうか、

ということが

ほんとうに、まったわからなくて、

ただただ、

どうなるだろう、

どんな事ができるだろうと

漠然としたままで、

不安を感じていました。


子供の将来に対する不安ですが、

軽減のきっかけとなったのが

『カナリヤたちの警鐘』

を手にしたことでした。

『カナリヤたちの警鐘』は

北海道で不登校の支援をなさっている

野村先生が著されています。

本書には、野村先生ご自身が、

二人のお嬢さんと接したエピソードについて

「赤裸々」と感じる部分まで

明かされており、

こういった事例を知ることで、

「学校に行かなくても、何かを見つける時は来る」 と、

そう思えるようになりました。


私は、次第に

地域の進学説明会や、

不登校の相談会などを通して、

たとえ小学校、中学校に

全く行かないで過ごしたとしても、

協調性は養われるし、

必要なことは自分で学ぶ事ができるし、

そうなった時に、

いささか本人が
苦労することはあったとしても、

それは、

学校に自分だけいけないという

深い自己否からくる苦しみとは

まったく種類が異なる

建設的なものであって、

健全な生長のプロセスであると、

考えるようになりました。

将来を考えるためにはまず充電が必要

けれども、

学校に行かないからといって、

すぐに動き出せるわけではない、

といことは、知っておいてください。

学校に行くことができない、

という、不登校の状態にある人は、

多くの場合、

「みんなが普通にできることが、自分だけできない」

という、

ものすごい自己否定の中にいます。

親が、心のなかで何を考えているのか

「学校に行かないかなー」

などと考えていることは、

かなり敏感に感じ取ってしまいます。

たとえ無言であっても、

周囲のプレッシャーはものすごく、

まずは、

「学校に行くことができないだめな自分」という状態から

「学校に行ってないかもしれないけれども」まあ仕方ないよね

という、

自分を受け入れる余裕が生まれるまでは、

決して将来のことなど考えられない

という状態にあることがほとんどです。


『ウワサの保護者会』の番組でも、

中学校1年生から3年生までは

家族とも顔を合わせず部屋に引きこもった

という

しいなさんのエピソードが紹介されてました。

椎名さんのお母さんは

毎日手紙を添えて食事を届けた

そして、

<母・由美さんの話>
・足音とか物音で“あっ生きてるな”と感じるしかなかった
・自分の感情で動くとまた傷つけてしまうから待つしかないなという気持ちだった

といいます。

こういった状態の時に、

力ずくなど、

強い対応を行うことは逆効果で、

椎名さん本人も

家族が「出ておいで」などと言わず

根気強く待っていてくれたこと

安心につながった

と心中を明かしていました。

ウワサの保護者会 サイトより引用
https://www.nhk.or.jp/hogosya-blog/100/406016.html

将来を考えるためには、

本人の気持ちが整うことが必要です

その GO サイン は、

本人にしか出すことができない のです。

ですから、

不登校状態にある方ご自身は、

どうかこのブログを根拠に、

休むことを第一に、

大好きなものを見つけて、

大好きなもので心を満たしてください。

不登校の方自信にも、

良くなりたい

という強い気持ちがありますよね。

けれども、

焦らず、

一歩を踏み出すのは

安全で、

今のままでも自分を許せる、

という状態になってからで、

遅くありません。


そして、親御さんは、

待つことはとても苦しいですが、

いつか、なにかに巡り合う

ということを、

信じて、見守って、耐え忍ぶ、

という事が必要なのだと、

どうか理解してほしいと思います。

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