売り込むためにライバルを「くさす」必要はない

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松下 幸之助 氏の

『リーダーになる人に知っておいて欲しいこと』

を以前拝読し、

強く印象に残っていることがあります。

それは

「相手をこき下ろす」行為のデメリット です。

多くの人がしている売り込みの論法

多くの人は、こんなパターンで「営業」を行っている印象があります。

それは、

A 社のあれは良くないですよ

B 社は、ここが残念ですよ

けれども、当社はその点カバーしましたので最高ですよ

というパターンです。


松下氏 の表現では

「あいつのあれがいかん、これがいかん」

「でもうちのは最高でっせ」

ということになります。

しかしながらこれは、

相手を敵に回してしまう物言い といえます。

相手を立てるけれども自己主張もする

氏は続けます。

自社の利点を説明するために、

他社を引き合いに出す必要があるだろうか

と、

そして、

良くない点も、
確かにあるかもしれないが

すべてが悪いわけではないはずじゃないか

良いところは良いと認めつつ、

それ以上に、自社の良い点を伝えるべきだと。

つまり、

「あの人のこれが良い」

「あの人はこんな主張が大変よろしい」

そして、

「うちのはこういうところが優れております」

という、

敵もライバルも認めた上で

手前のものの「さらに良い点」を主張する

という論調です。

「あの人もいいけれども、うちもいいところがありますよ」
という主張は、

相手を立てるけれども

自己主張もする

という姿勢は、

まさに商売人の鑑 である

と感じました。

自分のことをよく見せるために

ライバルを攻撃する必要はない

のです。

相手を立てる、という姿勢

「相手を立てる」という姿勢は、

ビジネスには一見関係ないように見えますが、

これからの時代、

こういった「その人の内面がどうか」という点は

とても重要視されるようになってきます。

たとえライバル関係にあろうとも、

ライバルだという理由だけで攻撃すると
(松下氏は「くさしよる」と表現されていました。)

やはり相手は
いい気持ちではありません。

それに、害された相手のことは、

案外いつまでも覚えているもで、

こういうことを積み重ねていくことで、

長期的に、

敵を作ってしまうことになるのです。

ここが大切なことですが、

たとえ今は
敵対する関係かもしれませんが、

将来にわたってずっと敵

であるとは限りません。
(実際、ピッコロだって、ベジータだって、仲間になりました。)

もし、今のライバルと

将来手を組むことがわかっているなら、

相手の悪口をいうでしょうか ?


敵を作るのではなく、

相手の立場を考えて発言することが、

回り回って自分に返ってくる

ということは、必ずあります。

そして単純に、

「敵を増やす」より、

「味方を増やす」方がおトク ですよね。

くさしても、

それほどいいことはありません。

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