子どもの自尊心を育むために、まずはお母さんを笑顔にしよう

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前回、

子供を感情的に怒るのは

デメリットが大きいですよ

しっかり伝えるために、

丁寧なコミュニケーションを

心がけたほうが良いですよ、

という記事を書きました。

子どもをダメにする怒り方
外出時に親に怒られている子どもを見ると「可愛そうだな」と感じます。「怒る」という行為は子どもに与えるダメージが大きく、自尊感情を損なうことに繋がりかねません。
Six Shifts 自分らしく生きる新時代の人生戦略

今回は、

それ以前に

お母さんが忙しすぎて

イライラしてしまうのも仕方がないよね

ということにスポットをあててみます。

お母さんは忙しい

今現在は

父親が育児参加することが、

だいぶ浸透してきたと感じます。

けれども、

父親は、家庭では

デーンとソファに座って

テレビを見ているもの

と、信じて疑わない

みたいな価値観も

まだまだ根強くあるように感じます。


数十年昔は、

男は外で働くものだ

ということが通用したかもしれませんが、

今はそうは行きません。

男性も女性も外で働くのに、

女性は、仕事を持っていても

さらに、家事も育児も、

というように、

だんだんと、

すべての『家の用事』が

お母さんにだけ丸投げされる

という状況になってきたように感じます。


しかしながら、

夫婦ともにフルタイムで働いて

お父さんが「座ったままで何もしない」

というのは、

お母さんにとって

はかなりのストレスです。

「育児も夫婦二人で」という文化の根付くスウェーデン

『世界標準の子育て』では、

世界標準の子育て

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育児環境の良い国 として、スウェーデンの

育児自称について紹介しています。

同書によると、

スウェーデンの育児環境の良さは

政府の子育て支援もそうですが、

一番の要因は、

父親の育児参加にある、

としています。

北欧でも、夫婦共働きが当たり前です。

日本と違うところは、

男性が家事をするのもの当たり前で、

女性が働くのも当たり前で、

そのために育児も夫婦二人でしようという文化

が根づいているところにあり、

父親が子育てに参加する ことで、

母親の育児負担が減り、

ストレスが減り、

結果として「子育てしやすい国」 になっている

そうです。


スウェーデンの

父親の育休取得率は 80%

ですが、
これに対し、

日本の 父親の育休取得率 は 2%

だそうですから、

大きな差があることが見て取れます。

(『世界標準の子育て』 P.30 - 31 を参照)

育児は母親だけの仕事、ではない

『世界標準の子育て』 では

さらに、こう続きます。

母親の心の余裕こそが、子供の人格を育てる、

と。


世の、たくさんのお母さんたちは

忙しいながらも、

本当に子供のことを思って

たくさんしてあげたいことが合って

けれども、

やることが多くて

理想通りに行かないことに

葛藤を感じている

という方がたくさんいらっしゃると思います。

本当は、
時間をかけて丁寧に接したり、

子供の甘えに、
しっかり向き合いたいと思っていても、

疲れていたり、

時間に追われていて、

余裕がないと、

理想通りに接することができず、

つい、カッとしてしまったり、

「あとで」と、
子ども求めるタイミングに合わせられなかったり、

してしまいますね。


お母さんの余裕のなさは

「ああしなさい」

「それはダメ」

などの、命令、禁止

「早くして」

「急いで」

という、セキタテ

「後にして」

「わがまま言わないで」

という、否定

が、どうしても出てきますが、

これらが積み重なると、

子どもの自尊心を奪うという最悪の結果
(『世界標準の子育て』 P.32)

を招くといいます。

こういった言動をしてしまっあとに、

反省し、申し訳なさを感じている

というお母さんはとても多いと思います。

しかし、お母さんが悪いのではありません。

多くの母親が

忙しすぎる状況のなかで、

子育てと

家事と

さらには 周囲からのプレッシャー

に囲まれており、

精神的な余裕を失っていている

という状況にあります。

そんな状況の中で、

本当によくガンバっておられる

お母さんが、たくさんいらっしゃいます。


母親がニコニコ、明るく

子どもと接するためには、

できる限りの 「父親のサポート」 が不可欠
(『世界標準の子育て』 P.32)

なのです。

すごい当たり前のことですけれども、

それが十分にできているとは言い難いですよね。

父親が家庭でできること

20 年ほど前、

長男が生まれたばかりの頃

長男を連れて、友人宅を訪れたときに、

友人のお母さん方に

褒められたことがありました。

それは、私が長男の

おむつを変えた、というだけなのにです。


友人のお母さんは、

私が育児をしていた頃は

お父さんが、家事を手伝うことなんてなかった

子供が泣いていても

知らん顔でほったらかし

おむつを変えたことなんてなかった

と、だいたい同じようなことをいわれました。


自分の子育て時代と比較して、

よくできたお父さんだね

と、感心されたのですが、

逆に私は驚いてしまいました。

世間のお父さんたちって

どれほど育児参加してなかったの ?


今、
子どものおむつを変えただけで

感心されることはなくなったと思います。

20 年前と今とでは、

状況はかなり変わってきており、

イクメンという言葉も定着し、

つるの剛士さんなど、

「育児を頑張るパパ芸能人」という

モデルも増えて、

父親の育児参加が

浸透してきてはいますね。


『世界標準の子育て』 では、

父親ができることとして、

  • 子育てや家事の雑用を担当する
  • 子どもの習い事のつきそいをする
  • 子どもの勉強を見てあげる
  • 月に一日くらい父親と子供だけで過ごし、母親に自由な時間を与える
  • 何よりも母親の話を聞いてあげる

などを挙げています。

ベストセラーとなった『妻のトリセツ』の

黒川 伊保子 氏は、

『夫婦脳』のなかで、

男性は、女性の 13 程度しか

家事が見えない

というエピソードを紹介していました。

ここから見えてくるのは、

そもそもとして、

男性は育児や家事を、

自分の仕事として考えていない

という傾向が強い

ということです。

しかし当然、
家庭を「運営」していくためには、

夫婦間が力を合わせて、

支え合うことが必要です。

負担が偏りすぎないように、

お互いに配慮し、

協力体制を作っていく

そしてそのためには、

コミュニケーションを蜜にとって

何でも言いあえる、

相談しあえる関係であること

が重要です。

まずは、感情的にならずに

話しあう事ができる関係

それがあれば、

夫婦の信頼感が増し、

育児も円満にできる

というように考えます。

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