『 30点 かあさん』でもいい

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30点 かあさん

私がとても好きな

コミックエッセイに

たかぎなおこ さんの

『 30点 かあさん』があります。

30点かあさん (コミックエッセイ)

たかぎ なおこ
出版社:KADOKAWA  発売日:2013-03-22

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「のぞみ」に「こだま」

という名の姉妹に、

工場勤務のお父さん、

そして、

甘いものとお昼寝が大好きで

お料理やお掃除は

ちょっぴり苦手

というお母さんの

「昭和の家庭」の様子が

描かれいるのですが、

とてもおおらかでゆるく

気張らずに楽しめる

作品です。


『 30点 かあさん』は、

筆者の幼少時代が

ベースになっているようで、

時代背景としては

1980 年代前半頃のようです。

お花だけはきちんと飾ってある

コミックの冒頭に

部屋はあまりきれいじゃないけれど

お花だけはきちんと

飾ってある

というシーンがあり、

ここが私は

とても好きなんですよね。


作品を手にとっていただくと

わかりますが、

この母さんは、

いいかげんだったり

営業成績が悪かったり

まさに『 30点 かあさん』という

ネーミング通り

なのですが、

けれどもやっぱり、

姉妹にとっては

おかあさんが一番 なのですよね。


他の作品を見ると

わかるのですが、

面倒なことは

すぐにどうでも良くなる

ところがあるようで、

苦手なことはあるけれど、

大変なこともあるけれど、

まあしょうがないよね

という軽い感じがあり、

そういうことよりかは、

いつも花を飾ったり

生活にちょっとした

うるおいや

楽しみを見出したり

という姿や、

根底にある

おおらかな心の持ちよう

私はとても魅力を

感じるのだと思います。

このおおらかさは

昭和だから
という、時代によるところもありますよね。

がんばってもいい、がんばらなくてもいい

「最近の夫婦、家族」というと

コウノドリ

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鈴ノ木 ユウ
出版社:講談社  発売日:2019-06-21

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を思い浮かべるのですが、

コウノドリで

で描かれているような家庭と、

『 30点 かあさん』とは、

ぜんぜん違いますよね。


最近のお母さんは

家事も育児も、

そして仕事もと

限られた時間の中で

たくさんのタスクをこなし

歯を食いしばって
がんばっておられる 方が、本当に多い。

本当に立派です


私が 1 つお伝えしたいことは、

「がんばる」のは立派ですが

「30 点でも上々」

という考え方もある

ということです。

そして、

がんばらなくても、こどもは愛してくれ ます。


最近の不幸なことは、

たとえば、

Facebook で

友人の近況を見るなど、

インターネットと
SNS の普及で、

今まで接することが

少なかった情報も、

毎日入ってくる

ことにあると感じます。

それも、
求めていなくても

です。


情報の絶対数が多くて、

おしゃれなインテリアとか

家事に協力的なパパの様子とか

本当にいろいろな情報が

入ってきますよね。

そういったものの多くは

作られた商売向けであり

リアルとはちょっと違うのですが、

もっと良いものがある

とわかったら、

自分ももっと良くなりたい

と感じるのが人情で、

日本中、世界中で、

理想が高くなりつつある

というように感じています。

理想が高くなると

理想に向かって

何をどう実現するか

と、頑張ってしまいます。


もちろん、
努力は大切なことです。

頑張りたい人は

理想を追い求めてください。

けれども、

30 点でも上々

という考え方もあり、

こういう方もおられる

ことは、

頭の片隅にあって

良いのではないでしょうか。


30点 でも

料理や掃除など、

家事が苦手で、

多少家が散らかっていても、

自分が、家族が、

明るく健康で

笑顔で

過ごせられれば

それでいいじゃないか

という考えもあって、

こういうことを考えると、

やっぱり

他人がどう

は横において、

自分がどうしたいか

を考えて

過ごしていくことが

大切なんだな

と感じます。

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