『御社の働き方改革、ここが間違ってます!』

  •  
  •  

2017年 発売当初に、

を拝読し、

当時のメモを記載いたします。

経営者に覚悟を求める

働き方改革 は「経営者に覚悟を求める」ものだと思っている。
今後、経営者は「二十四時間働けて、いつでも転勤可能な社員」という経営資源を失うのだから。

 御社の働き方改革、ここが間違ってます! P.20

働き方改革は、

24 時間働けて、

いつでも転勤可能な社員

という経営資源を失う

つまり、

本当は利益が出ていないけれども

長時間労働でカバーする

という

昭和のマッチョな体育会系

が通用しなくなる

ことを意味します。

過去の常識、習慣が

通用しなくなるという点で

経営者に覚悟を求める

は的を得ている表現だと感じます。

〝残業削減しろ、予算達成しろ、あとはよろしく″といった「現場へムチャぶり」の「見せかけの働き方改革」では、社員は疲弊し、生産性は落ち、人が辞めていく。

 御社の働き方改革、ここが間違ってます!

「単に残業するな」では

逆効果であり、

給与体系や

メンバーの意識改革を

同時に進めていかないと

現場が
疲弊するだけ

ですよね。

ただ啓蒙しても効果は薄く、具体的にアクションを起こすこと、経営者が発言することが大切

 御社の働き方改革、ここが間違ってます!

口でいうだけではなく

具体的なアクションを

経営者が発信する

ことが大切です。

結局

トップが納得していないこと

は浸透しないものです。

働き方改革が進めばまともな企業とそうでない企業の差が際立つようになる。
ホワイトな企業はホワイトな企業と取引をするようになる。
なぜなら「自分の時間を大切にしない」人は「人の時間も大切にしない」ので、つきあいづらくなる

 御社の働き方改革、ここが間違ってます! P.156

本書に

中小企業であっても

「あそこは働きやすい」という

口コミが広がれば

「応募が殺到する」

という事例が紹介されていましあt。

これは地方であるほど

顕著なようです。

逆に、一度でも、

このあたりで悪評が立つと

それを挽回するのはほぼ不可能

と考えてたほうが良さそうです。

根強い「ずっと会社にいる = 優秀」という価値観

ここからは感想です。

本書を読んで、

日本の労働環境は

昭和のマッチョな体育会系 を、

まだまだ

引きずっているのだと

感じました。

成果よりも

長い時間働いていることを評価する風潮

つまり、

「短い時間で効率よく成果を出した」

ことよりも

「長い間会社にいること」に

価値を感じる

という職場が

多いのではないでしょうか。


実際、

24 時間いつでも働けて

どこにでも飛ばせられる

という人員が「使いやすい」

という経営者さん、管理職さんは

正直かなりおおいと

感じています。

けれども、

働く側からすれば、

このような働き方は

しんどくて

いつまでも続けられるものではない

と息切れしますよね。

残業は 100 時間も ? しか ?

労働時間については

1 ヶ月の残業時間の上限が

100 時間 2019年 4月 施行 働き方改革関連法

に設定されました。

残業月 100時間 でも

かなり多いですが、

上限がないよりは

ずっとマシですよね。


私は過去 1度

「月 100時間 の残業」

を経験したことがあります。

このとき、

疲れが抜けずに

常に体がだるく、

休日はとにかく休みたい

何もしたくない

という状態だったことを

よく覚えています。

残業含めて

260時間 超、だったと思います。

当時、

私の職場では

プロジェクトの進捗が悪くて

「タイムカードが 月300 時間を超えた」

という方が

数名いる

というような環境でした。

2015 年頃のことで

いまだと違法なんですがね。

その時 260 時間で

これだけしんどいのに、

月 300 時間労働とか、

まじでありえない

というのが

率直な気持ちでした。


法整備も進み、

残業に関して

かなりうるさくなったのですが、

知り合いのマネージャーさんが

月 100 時間しか

残業させられないと、

ポロッともらし、

昭和のマッチョな体育会系

の意識が

覆るまでには

まだまだ時間を要する

と感じたことを覚えています。

悪評で応募が来なくなった

また、以前

経営が難しくなり、

早期退職を募集した

という経緯を持つ会社さんで、

その後、業績が回復し

採用を再開したところ

いくら求人を出しても

まったく応募が来ない

という状態に苦しめられていました。

東京で大きな駅が近い

IT 系の企業

なんですけれどもね。

どうやら

早期退職を行ったことで

ブラックな企業だ

というウワサが広まって

応募者が敬遠するようになった

ようでした。


以前、

佰食屋:持続可能な働き方
京都のホワイトな飲食店「佰食屋」のオーナーさん著書を拝読しました。「低空飛行」でも「持続可能」なスタイルで働く、という選択肢があることで、幸せを日々感じられる人が増えるといいなと、素朴に考えています。
Six Shifts 自分らしく生きる新時代の人生戦略

の記事で紹介した、

佰食屋の中村さんは

自分がしたくないことを

なぜ従業員に強いるのか

ということに

憤りを感じていらっしゃるようで

佰食屋さんのでは

そのようなことをしない

という経営を貫いているようです。

「応募のない企業」さんは

口コミの威力と、

従業員を大切にしているかどうか

それを経営者が

ホンネではどう考えているか

というあたりが、

如実にあらわれた

実例だと感じました。

今の常識 != 未来の常識

「 != 」という記号は

同じではない、

という意味です。

今の常識は未来の常識ではありません

 御社の働き方改革、ここが間違ってます!

今の常識は

そのままずっと

未来でも常識であるとは

限りません。

世の中のデファクト

つまり 標準 が

かわってくると、

その動きは加速し、

一気に浸透するものです。

多くの方が

働きやすい社会を作る

という意識をもって、

考え、発言していく

ことが大切ですよね。

関連情報