問われていることに答える

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でもセールで安かったんだよ

コミュニケーションとは

複数人が

相互に

会話のキャッチボールをすることで

成り立ちます。

けれども、

相手が聞きたいこと

自分が話したいこと

には、

しばしばズレが生じて、

聞きたいことの答えが

返ってこない

ということが

よくありますよね。

先日も、

妻と会話をしていて

このことことを感じました。


こんな会話です。


「その服いいよね。いくらしたの ?」


「でも、セールで安かったんだよ」


わかりますでしょうか ?

私は値段を

確認したかったのですが、

具体的な価格は

答えられていませんよね。

思考が先走っていないか ?

先の会話で、

私がここで感じたのは、

返答が、
先回りをしている

ということでした。

もし、

10 万円だよ

と答えたとして、

「高い !」

「そんな余裕あると思ってるの ?」

という反応だと

面白くないでしょうから

元値は高くても、

セールで安く入手できた

ということを

瞬時に頭の中で

考えたか

もしくは

元値は高かったけれども

セールで安く入手でき

良い買い物ができた

というその瞬間の気持を

伝えたかったのか  (こちらのほうが女性っぽいですね)

いずれも、

思考が先立っている

ということでした。

「問い」に対して、まず答える

私が知りたかったのは

あくまでも価格のため

はじめに

「3 万円だった」

というように、

「問い」に対する答え

示してほしかった

というのがあります。

伝えたいことは

問いに答えた後で

伝えることだって、できるわけですから。

例えば


「その服いいよね。いくらしたの ?」


「 3 万円で買ったんだ」
「セールで安く入手できて嬉しかったんだよね。」

という会話であれば、

問にも答えているし、

その時の気持ちも伝えているし

さらに、会話も発展する要素が

ありますよね。

ということで

まず、「問い」に対して答える

ということを

意識し実行するべき

だと、私は考えています。


この

聞きたいことの答えが

返ってこない

という会話は

よくみられますよね。

日常会話なら良いですが、

ビジネスシーンで

同様のことは

良いとは言えません。


たとえば

小学校の算数でも

同じだと思うのですが、

10m のリボンを

3 人に分けた場合

ひとりあたり 何 m が使え、

あまりは 何 m になりますか、

だと

ひとりあたり 3m が使え
1m あまる

のような回答となりますが、

単位までしっかり書かないと

答えないと

サンカクがつきますよね。

こういう問題では

「問い」に対して

「答え」てくださいねと、

何度も何度も

言われてきたと思うのですが、

「問い」に対して

「答え」る

は、あたりまえのようで

全然できていないな

と感じます。

「君の頭の中」はわからない

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に、イギリス (UK) の教育

についての記載があり

それによると

幼児教育で

幼児を対面で座らせて

「彼はあなたと同じですか」

「違いますよね」

「見た目も違いますし」

「考えていることも違います」

ということを伝えるのだそうです。

幼児教育で

こういうことを教え込むことは

私は素晴らしいと感じていて、

私達は何となく

自分がそう思うなら

相手だって、他人だって

そう思っているはずだ

と考える傾向があります

「問い」に対して「答え」ない

というのも、

相手はわかっているはずだ

という思い込みがあって

答えを抜かしたり

先回りしたり

ということが生まれるのかな

というように

なんとなく、

考えているわけですが、

「見た目も違いますし」

「考えていることも違います」

よね。

他人の頭の中は

全然わかりません

推測できる範囲はあっても

完璧にトレースできる

というものではありませんが、

答えが得られなければ

自分の頭で

それを補わなければなりませんよね。

しかし、

全く異なっている

頭で考えることは

ですから

補ったものが

正解かどうか

わかりませんし

正解からズレている

ことのほうが多いですよね。

「見た目も違いますし」

「考えていることも違います」

だからこそ、

伝えあって

その差を縮めていくこと

が必須であって

縮めるには

「問い」に対して

しっかり「答え」を提示してく

ことの繰り返ししか

ないわけです。

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